Lyric

生証/1st.mini album【現世の遺産】

仕事をサボった月曜日 あの夕方 あの日からこの声も顔も性格も 全てが嫌いになった

最期に笑って眠るため 涙を殺して眠る日々この息は糧は心臓は その日まで持つのかな

今日も世界一偉いね、と 魔法を唱えて目を閉じる暗闇を泳いだ先は何かに辿り着けるかな

「腐っても私」なんて強がって歌ってみたけど 類似品が並ぶこの世界で賞味期限の切れた私は 一体何が為に縋り付いているんだろう

誰も知らないこの歌を あなただけどうか見捨てないでいて 私がここに生きた証をあなただけどうか忘れないでいて

誰かと自分を比べては信じた歌さえ憎くなる この声を捨ててしまえば少しは楽になるかな

誰かと自分を比べては隠した心に血が滲む あの頃の夢見た瞳に少しも胸は張れないな

「このままでいいの」なんて強がって笑ってみたけど 変わらない音を奏でる度叶えたい夢は膨らむばかりだ きっとずっとここで縋り付いていくんだろう

出会ってくれたあなたへ ありがとう さようなら そしてこれからも 愛してね、愛してね、愛してるよ、ごめんね ただの独り言 生きていくため書き留めさせて

「大丈夫」と抱きしめた 温かく響く右側の鼓動 その波が止まるまで 歌でも歌って生きていこう

誰も知らないこの歌を あなただけどうか見捨てないでいて 私がここに生きた証をあなただけどうか忘れないでいて

interpreter

生まれて踏まれて蹴飛ばされて 愛想笑いだけが上手になって 後ろ指刺されて馬鹿にされて マトモに生きていくなんて懲り懲りさ

生まれた苦しさ分かってほしいとか優しくしてほしいとかそんなんじゃない 理解も挨拶もしていらないから そこに居るだけの人でいいから

一人きりの涙も壊れるほどの努力も 大概は報われないように出来ていて 偏った世の中で今日まで生きてきたのは死に方すら分からなかった それだけ

言ってやる 僕が言ってやる 言葉にならん君の声を歌にしてやる 言ってやる 僕が言ってやる 叶えたかった君の夢をせめて歌にしてやる

雨が上がって虹が出て なんて無責任で美しいんだろう 濡れたまんまの傘を閉じて 繰り返して心が傷んでいく

集められた視線も綺麗に並ぶ言葉も温かければ偽物でも構わないのに 差し出した手のひらにまた言われた「ノータリン」 本当に足りてないのは何なんだろう

言ってやる 僕が言ってやる 押し潰された君の全て歌にしてやる 言ってやる 僕が言ってやる愛想でも笑えるようにせめて歌に

「個性」なんて言葉じゃ測れない 僕ら神様が作った出来損ないじゃない 世間様が作ったはみ出し者じゃないか 次生まれても自分でいたい そう思えるようになりたい

生きてやる 僕は生きてやる 生まれ変わってもまた君と生きて 生きてやる

ウイスキーグラス/2st.singleウイスキーグラス

ゆらゆら揺れている私の心 添木がないと折れてしまうの 「生まれ変わったら…」と言ったあなたの瞳の奥に私の姿はない

このまま踊らされているのは嫌なの 夕暮れ仮初めの愛は

私が泣いてもあなたは笑って見えるのね 贈ったグラスに何を映しているの? 「一人で大丈夫」なんて嘘をついたの 私が靡かないのは夕凪のせいにするわ

あなたの優しさがまた邪魔をする 哀れな私を無駄に喜ばせないで

このまま踊らされているのは嫌なの 夕暮れ仮初めの愛は、今でも…

私が泣いてもあなたは笑って見えるのね 贈ったグラスに何を映しているの? 「一人で大丈夫」なんて嘘をついたの 私が靡かないのは夕凪のせいに あなたのせいに

それではさようなら

勝手なさよなら

勝手にさよならを告げられて迷子のように立ち竦む 零れた涙は今更…

二人の二度目の記念日に夜風に吹かれて待ちぼうけ 降り続く雨は容赦なくあの人は来ないと思い知らせる

寒がりな私が眠るまで抱きしめてくれた人 少し丸まった背中が今でも恋しいです

壊して 壊して この身も心も 苦しくなる思い出さえ離れたくはない 壊して 壊して 忘れ方も忘れて 消えてく残り香まだ探してる

「もし二人生まれ変わっても一緒にいたいね」と細く呟いたあなたにもう一度会いたいです

温かい胸の奥にねえ何を隠していたの?私にも言えなかったの?答えて… 勝手にさよならを告げられて迷子のように立ち竦む あなたを奪った線路の隅で

さよなら さよなら いつか私が瞼を閉じて最期の涙を零す時 あなたが愛した私でいられたならあの日の笑顔で迎えに来てね 最後の約束忘れないでね

ありがとう ありがとう 勝手な「さよなら」

秋桜/1st.mini album【現世の遺産】

揺れた秋桜 連れてくるのは 言い訳できない未練でしょう

七分丈のシャツ秋風は揺らしてどちらつかずの関係濁らせる

「君が好き」の声が消えなくて動けないまま 「一番に好き?」なんて聞けなくて「愁しい」と泣いた

揺れた秋桜 連れてくるの 叶わぬ愛と憎しい恋 純情、なんて私馬鹿みたい いつか訪れる飽きが怖くて 私目を瞑るから せめてこのまま都合よく 消えてしまうほど抱きしめて

この場所で会えた数だけ恋しくて この場所で会えた数だけ傷ついた

味気ないその嘘 黙って飲み干したのに私の気持ちにはあなたは口もつけないの

揺れた秋桜思い出すの 惹かれ合った二つの影 欲と呼ぶにはあまりに綺麗で 今はあの頃の秋はなくて 遠くなる一つの影 せめてこのまま小さく 枯れるほどあなたを呼ばせて

あなた待ち続けたホームに咲いた花は 出番は終わり、と枯れた

次の季節にはあなた私を忘れているでしょう 最初から何もなかったように

違う誰かとの幸せ願って離れたとしても 私を待つのはきっと 言い訳できない未練でしょう

16のくろ/2st.single【ウイスキーグラス】

思い出させて 忘れないでいて 僕をどうか

長い間一緒に息をしてきたね 帰ったら必ず君がいてさ 僕は右側 君は左側 触れていると温かくて眠れるんだ

夜の散歩遠くまで歩いたね 後ろからライトに照らされてさ 歩く影さえそれはそれは君らしくて 君が君であれば全てを好きになれるんだ

初めての花束をここに置いておこう 目が覚めた君はどんな顔をするだろう 眠る背中にこっそりキスをしよう 目が覚めるほどの声で泣いてしまおう

思い出させて 忘れないでいて 僕をどうか変わらず愛して 何度も何度も君の名前を呼ぶよ だからいつでもいいよ「おいで」

目を閉じるといつでも君に会える気がしてずっとずっと目を閉じていたいくらいだ それでも君は優しいね 目を開けてしまうの 泣いて 泣いて

贈った花は枯れても君はこんなにも綺麗なままなんて 信じてみても受け入れてみても僕の気持ちはまだ ただ

「明日晴れたら」と言った朝の君にもう一度会いたい 何度も何度も僕の名前を呼んで すぐにいくよ そこでまた抱きしめるよ

思い出させて 忘れないでいて 僕をどうか

時雨/2st.single【ウイスキーグラス】

汚れた部屋で項垂れる 痛いほどに綺麗な朝に 鏡に映る“嫌い”を上手に隠す 息を吸う度減っていく燃える火種と私の価値 憎い頭をかき消す14mmの香り

心の空を塗り潰して 一人の夜は嫌い 籠る湿度と煙 あんたの温い故意 重なる度に増えていく空の痛みと私の価値 悪い言葉をもみ消す「おやすみ」の意味

知らない誰かと選んだカーテンが揺れる部屋で上手に気取る私の魅力が分からないでしょう?

体も心も理想なんて何にも知らずに触らないで 目が合う数だけ馬鹿になって いい子のフリして笑うだけ

誰かの隣でお高く生きてた私よ 気安く扱わないで 飾らないあんたには上手に着飾る私の値打ちが分からないでしょう?

今夜は時雨も反吐も飲んで 何にも知らずに強く抱いて わざとらしく馬鹿になって いい子のフリして笑うだけ

新世界の女/3rd.single【百鬼夜行

空に矛盾した表通り 光るネオンに背を向けて いつもの場所へ時間通り来るのはやっぱり私だけ

一人で待ってる裏通り 高い靴の音が聞こえてきて 行動まるで計算通り 俯く私に口づけて

左腕には贈った時計 その先の“ソレ”は外してくれないのね グラスを空けてまた差し出して この程度では酔えないのね

抱かれない夜はいらない 愛された夜を知らない 優しい言葉は汚いわ あの人の愚痴はつまらない 大体そんな愛くだらない 言いたい言葉は大嫌い

ねえ 今を続けて何が残るの?分かっているのよ 私は全部 チェイサーなんて今はいらない 朝まで溺れていたいだけ

抱かれない夜はいらない 愛された夜を知らない 優しい言葉は汚いわ あの人の愚痴はつまらない 大体そんな愛くだらない いい加減私を選びなさい

今以上があるわけない 私からは何も言えないわ さようならなんて聞きたくない 放った言葉は離れたくない 愛

馬鹿みたい/1st.mini album【現世の遺産】

さぁ、明日からどうやって生きていこうかな 今すぐ埋めたいの 残りすぎる匂いと虚無感 あなたがいなくてもどうにでも生きていけるのよ 首筋残る痕も三日もすれば消えちゃうわ

私の声が好きと言ったなら枯れるほどあなたの名前呼ばせないで

咲いた花に心取られ見失ってしまった明日に 会うは別れの始め 言い聞かせても気休め程度ね、馬鹿みたい

伸ばされたその腕に寄り添ってみても 遠くて冷たいの ほんと素直ね 笑えちゃうわ

吐いた言葉嘘じゃないのなら一度でも私の為に泣いて

まだ揺れる 揺れる 暮れすぎた愛 悪縁の契りはまた深くなる

泣いた私の肌を拭った指の香りが あの人泳がせては拍車がかかる 私だけに欲しい

咲いた花に心取られ見失ってしまった明日に 会うは別れの始め 言い聞かせても気休め程度ね、馬鹿みたい

/4th.single【First Lady】

それはもう遠い春の忘れられたはずの恋 覚えているままで 一人きり これは故意? いつでも願っていたいのはあなたの隣

一度見た夢 愛されるため 何度も傷付いて それさえ幸せで

春よ来い そばに来い 恋しいのだから仕方ない 春よ来い ここに来い  私は微塵も悪くない

目を閉じては浮かんできて 目を開けては滲んで消え

春よ来い そばに来い 好き焦がれる やり場もない 春よ来い ここに来い 私は微塵も悪くない

春よ来い そばに来い 恋しいのだから仕方ない 春よ来い ここに来い 私のあなたよここへ来い

ハドメ/1st.mini album【現世の遺産】

泣いて 泣いて その瞳は今日も夢を映すの

別れて初めて気付く そんな馬鹿な女じゃないわ 傍に居る時から失うこと恐れてた

出会った頃は何も見えなくて 誰か愛する背中に惹かれて 二人の距離が近づいた夜にはこの醜さを愛でて眠りました

泣いて 泣いて 「今夜だけ」と錆びた誓い せめて忘れないで 淡い期待 青い煙で滲む

この世の生き物があなたと私になってしまえば あなたが他所に芽吹くことなくその手の中泳いでいられるのに

殺しても殺しきれないこの汚い感情 我褒めを あなたと誰かを傷付ける前に ここに置いて私はいきます

泣いて 泣いて 「これが最後」 閉じた瞳 せめて忘れないで 枯れた愛が白い息と溶けていく

今日も夢を映すの

ハローネガティヴライフ/4th.single【First Lady】

正直言って私って歌詞を書けばマイナス、ネガティヴのお祭りで 上手くいかないことばかり子どもみたいにウダウダ聞かせてしまうね

こんなはずじゃなかった 私こんなはずじゃなかった 母ちゃんのお腹の中で どんな大人になりたかった?どんな夢を叶えたかった? ごめんね最強の私

毎日悔しくて 誰かのせいにして こんなことならいっそ やめようやめよ 歌うこと やめようやめよ 生きること

こんなはずじゃなかった? 私こんなはずじゃなかった? 大嫌いな言い訳やめて こんなもんだった 私こんなもんだった おはよう最弱の私

毎日悔しいのは可愛い自分のせいで  それでも笑えるのはやっぱり君のおかげだ

素面じゃ辞めたくて 飲んだら辞めたくなくて このままずっとずっと 歌おう歌お生きること 歌おう歌お 生きること

秘密のサタデイ/1st.mini album【現世の遺産】

人混みに顔を隠して 今夜も人気ないあの店で 指輪を外したいけない人 誰にも秘密のサタデイ

「愛してる」その嘘は唯一くれた贈り物 馬鹿は死ななきゃ治らないもの アンタもアタシもそうでしょう?

一人の夜には慣れないアタシは 似た人探して愛、涙…馬鹿みたい 遊びと言い聞かせてもアタシは今夜も泣いて眠るの

温かい土曜の夜も 冷たい日曜の朝も 二人の宝箱の中からアタシだけ置いていくのね

一番の女にはなれないアタシは 求めて欲して愛、涙…許されない 終わりと言い聞かせてもアンタは今夜も抱いて

一人の夜には慣れないアタシは 似た人探して愛、涙…馬鹿みたい 遊びと言い聞かせてもアタシは 今夜も泣いて眠るの

百鬼夜行/3rd.single【百鬼夜行】

大都会くらり黄昏時 頭よそ目に黒猫は過ぎる 「今日はどうやって飲み込もうかしら」世闇疲れ 呆れは果てて枯れて眠るだけ

堕ちた目ゆらり微かに映る 浮世離れで縁取られた封筒 突飛な招待 まやかしな声 此処までおいで 旋律が響く

帳を下る螺旋階段 十三歩目で手招くように逃げ水がきらめく 現のアレもソレも今は全て放って “今夜限り”があなたを創るの

沈黙のリズムと邪な月の明かりで 影法師と踊る光と闇の百鬼夜行 浮腫んだ仮面は外して 歌って るらりら 怖がらないで 三千の世界欺いて魅せましょう

良い子はねんね じゃあ悪い子は此処へ もう我が儘お気に召すまま

丑三つ時の浪漫非行 ここはカクリヨだけどウツシヨ その目を逸らさないで 瞳に映るソレが全て今が全て “今夜限り”があなたを酔わすの

沈黙のリズムと邪な月の明かりで 影法師と踊る光と闇の百鬼夜行 浮腫んだ仮面は外して 歌って るらりら 朝雲が刺したら終わりの合図 扉が閉まる 奈落の底 またお会いしましょう

ファーストレディ/4th.single【First Lady

場末の夜 月灯りと孤独なステージ 時間切れの肌を照らしてる 黒いヴェールで隠してきた涙の代わりに 溢すように歌うは哀愁歌

握りしめた魔法のステッキ 嘲笑う解けない爪の痕 赤いルージュで隠してきた本音の代わりに 漏らすように歌うは哀愁歌

「もう離さない」と言われなくても離れられないけれど それでもきっと言ってね この強がりも戸惑いさえも愛して

今宵時代違いな舞台は如何でしょうか いけないリズムで踊りましょう 流行らないハズレの声を謳歌 足掻いて歌う私は綺麗でしょう

夢見る誰かのファーストレディ

一番星の様に扱って だってそれでいなければ芸術じゃないもの

そう 似合わない長い髪もメークもあなたの為 それならあなたのその甘い罠は 優しい嘘は誰の為?

派手なドレスで今夜も待ち惚け 褒めてくれる人もいないけど ねぇ、鏡よ鏡 最期に美しいのは 汚れて腐っても私でしょう?

今宵時代違いな舞台は如何でしょうか いけないリズムで踊りましょう 流行らないハズレの声を謳歌 足掻いて歌う私は綺麗でしょう

夢見るあなたのファーストレディ

mine.

出会いから意地悪に浮かんだ泡沫 体裁も秩序も徐々に壊れて

イケないと分かっていても恋は裏腹 不意打ちな運命に思考が麻痺する

曖昧な仕草に心乱されていく 出口さえも見失う程夢中にさせて

重ね合う秘密の関係 とろけそうなキスと嘘は入念に

素直な感情に乗って 今夜は二人でいたい

騙し合う愛憎と共鳴 どうせ堕ちていくのなら大胆に

まだ残る少しの後悔を 多幸感に変えて

私でいい?それとも私がいいの? 難解な気持ちにも 上手に応えて

絡めさせた指に残る日焼けの跡 嫉妬しちゃうけどあなたの事離れなくて

二つの愛が証言 これを誰か罪だと言うなら

してもいいよ私のせい 純愛ってそうでしょう

重ね合う秘密の関係 とろけそうなキスと嘘は入念に

素直な感情に乗ったら このまま二人でいたい

レスポールより、愛を込めて/1st.mini album【現世の遺産】

don't stop!なんて言わせないで 夜はこれからC'mon music 濁った目 綺麗にしてあげるわ アタシが踵あげる前にあなたから跪いて つま先へ服従の証にkissをして

忘れたいのよジェラシー 独占欲は首筋 残して 未熟なほど意地らしい 頭ん中もうハウリングしちゃう 心乱して

涙と血で染め上げたドレスを着て 素敵なあなたとブギでウギなparty! ありきたりな口説は口に合わないの 本当のアタシと踊って欲しいの 安っぽい言葉の読み聞かせなんてやってられないわ Dear,レスポールより、愛を込めて

偽物達の見世物になるくらいならrather die さよなら、と手を振ってあげるわ 傍に居るなら小指を噛んで甘噛みして離さない 永遠を誓った夜に聴かせてギター

枯れた花は美しい そこに隠したピストル弾いて 可憐なほど訝しい 駄目よ よそ見したら涙が出ちゃう もっと奥まで

今宵埃を被った五重奏で新しい音符を咲かせて魅せましょう

涙と血で染め上げたドレスを着て 素敵なあなたとブギでウギなparty! ありきたりな口説は口に合わないの 本当のアタシと踊って欲しいの 誰かの為の歌うたいなんてやってられないわ Dear,レスポールより、愛を込めて